8月3日から9月4日まで、ロシア人の19歳の娘さんカーチャが昨年に続いて二年連続ホームステイしていたた。私が普段使っている一階の部屋をカーチャが使っていたために、私はこの間2階の書斎で寝起きしていた。
2階はインターネットがの電波が弱く、ブログをかくことがほとんどできなかったが、書斎は西日が当たるので、もし使えたとしても、夏はまずほとんど書く気がおきなっかったと思う。
ようやくにして、昨日から又普段通りになり、すっかりカーチャの気配がなくなり、がらんとした元通りになった部屋で、落ち着いてブログを書いている。
なにやら暑い夏は、ブログも夏休みといった按配で、ひたすら農の仕事に従事し、声を出し、あいた時間は、図書館に行って過ごすといった私の夏だった。
夕方は7割くらいを図書館で過ごした夏だったように思う。本を読んでいると、何やかにやらと、脳が刺激を受け気分がおだやかになっている。図書館を出ると、今日も一日を無事に終えた安ど感に包まれ、一日の悦びの、ゆうげのひとときでささやかに明日の英気を養う日々。
夕飯を終えると、まったく私の頭は動かなくなる。ひたすら身体を休め、ゴロンゴロん。夜中に目が覚めた時には、また眠たくなるまで本を読んだり、ストレッチをしたり、気の向くままに。基本的に仕事の日は、朝4時に起きる。
もう少し立ったら、少し出勤タイムが遅くなるかもしれないが、そうなると朝の時間が使えるので、もう少しブログが書けるかもしれない。
ところで、今はネギの定植を主にやりながら、畑でほとんどの時間をN氏と過ごしている。実は今日はお休みなのだが、午前中3時間ほど畑で仕事をしてきた。
来週末から、9日間仕事をお休みするので、ほんのわずかではあれ、きりのいいところまでの仕事をやっておきたいとの思い、なのである。
もう何度も書いているが、農の仕事で利潤を生むのは、生半可の心懸けで為せるわけのものではない。しかし、A専務は全身全霊で果敢に挑戦している。人間の魅力とは何か。私はそこに惹かれる。農に関してはまだ始めて一年にも満たないど素人だが、働いていて実に気持ちがすがすがしく楽しい職場なのである。
私とN氏が働いていると、A専務がみたらし団子や、シュ―クリームをもってきて、休みましょうと声をかけてくださる。A専務は大の甘党である。独りで食べるのが嫌で、すぐにみんなにふるまう。
臨機応変、自由自在、柳に風、私が入ってからもあらゆる困難が次々に、ひっきりなしに現れるのだがけっして事を荒立てない。何かしらの対策をこうずる。その途方もない根気強さは、かなりの絶望感を乗り越えてきたものでないと、務まらない類の何かである。
普通の人間ではこうはいかない。ひょうひょうと事を進めてゆく精神の柔軟さは学ぶところ大である。
最近は、A専務やN氏と共に働くのが楽しいから、いそいそと職場に向かう自分がいる。少々しんどい作業でも、楽しい仲間がいて笑いながらやっていると、苦もなく作業がはかどるといった言った按配。時間が苦もなく過ぎてゆく。
まったくこのような無用なストレスのない職場は、私のこれまでの人生では初めてのことである。サンナンの農の灯をなんとしても消したくはない。汗が出て、身体が動く間は、サンナンの農の仲間とともになんとか利潤を生みだしたい。
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