朝7時前、相棒kさんが私を迎えに我が家にやって来る。荷物を積み込み新見の猪風来美術館に向かう。2号線から岡山空港への道を走り9時前に着いた。幸い雨は降っていない。
即挨拶もそこここに、草刈り開始。物凄い蔓と笹が急斜面を覆い尽くしていて、行く手を阻む。それでも、斜面に踏ん張って、捗らないなか、刈り続ける。45分もやったら痩せたからだから、じんわり汗が吹き出してきて、休憩し肌着を取り替え、休憩をちょっとして第2ラウンドに突入する。よし子さんが優しく、お茶お茶と気遣ってくれる。嬉しい。
2ラウンドの終わりくらいからかなりの雨が降ってきたが、相棒も私もひたすら草刈り機を動かす。燃料がきれた。もう30分二人でやればほぼ目処がたつ。即決断、カッパを着て燃料を入れ、3ラウンドに突入する。結果、11時15分頃、ほぼ(きれいには刈れなかった)斜面を終えることができた。
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| 下記に記します |
濡れた衣服を全て着かえ、さっぱりして、お昼(よし子さんがお弁当を用意してくれていた)を頂き、少し猪風来さんらと語らい、相棒と美術館をあとにした。相棒と高梁でざるそばをいただき、相棒の運転で、西大寺の我が家に着いた。
家に戻って、再びリラックス、部屋着に着かえ、寸暇五十鈴川だよりを打っている。kさん、我が相棒との二人での、あの後半の雨の中での草刈り、体験したもののみの共有時間の一部始終の、一部を、五十鈴川だよりに刻まずにはいられない私なのである。臆面もなく打つ。あの急斜面の足場の確保が難しい中、よくぞ今回も雨の中刈れたことの嬉しさは、例えようもない。
相棒あっての快挙なのである。決して私ひとりでは無理である。二人とも古稀を過ぎている老人である。普通の今時の感覚では、無謀なのかもしれないが、ある程度の自己満足的な草刈りができたことの、老人の達成感、喜びは半端ではない。まだ三回しかあの斜面の草刈りをしていないのだが、私は一回でも長く、あの急斜面を刈り続けたいと、今思っている。
私の現在を活性化させる、猪風来美術館の縄文の力を私がどこまで理解しているのか、いないのかは私には皆目わからないが、あの急斜面の草刈り位のお役には立てる、その底意地がおそらく私を刈り立てるのである。土器は創れずともである。相棒との草刈りは、文句なしに愉しい。だからこそできる。
平坦な場所と、斜面の草刈りとでは、はまるで体にかかる負荷は異なる。引力、重力との限りない格闘が草刈りの間続く。これは老人の私を限りなく、鍛えるのである。突然考える。この程度で顎が上がるようでは、ウカマウフィルム作品の自主上映はやれない。
PS 午前中、猪風来美術館の斜面の草刈りを相棒とやれ、正直くたくたですが、五十鈴川だよりを打つ、74歳のあまのじゃくの私がいる。このようなときは打ち終えて、ハイボールをのみ、読んでもちんぷんかんぷんの本が読みたくなる。今夜は松岡正剛先生と津田一郎先生の本を読もうと思う。読んですぐに分かる本(だが実践するのは至難)と哲学書、難解な本を交互に読み、老いゆく現在を過ごすのが、一人時間の老いの悦楽なのです。

今日は途中から雨も降り始め、急斜面の草刈りお疲れ様でした。
返信削除猪風来美術館の斜面は、山登りをしている私が見ても90度直角に見えるほどの手強い急斜面です。日頃の草刈りの相棒K氏が居てこそお二人の意気の良さで成り立つ作業ですね。
汗をかいた後の達成感・爽快感は格別で、さぞハイボールが美味しかったことでしょう。