五十鈴川だよりを書く気が萎える、無関心というわけではないのだが、こうも煽り立てるかのような、紋切型の 繰り返しメディア報道にはいささかうんざりである。(肝心なことはやぶの中、ならぬ闇の底深くに在りそうである)
だから、余計なことを書くのは控える。できるだけ感性がささくれ立たないように、穏やかに過ごすために、気持ちの良い時間の過ごし方を心がけるにしくはなし。
とりあえず、6月22日のロミオとジュリエットの発表会に向けて、GW明けから私の生活は、そのための声出し朗誦時間をキープすることを中心に流れている。
もう終わりの我が家の蔓バラ、塾生にも少しおすそ分けしたい。 |
なにしろ、大公、ジュリエットの父親、ロミオに殺されるティボルト、五幕の薬屋、小姓、乳母の小姓のピーター、などを音読するので、なかなかに骨が折れる、(苦楽)でも声が出せる今こそがすべてだと、自分に言い聞かせる。(声が出る幸福を)
朝夕のどちらか毎日 音読する日が続く。集中力と持続力がすべてなので、初老の自分の体と向かい合いながら、一定のコンディションが保てるように、稽古を重ねている。
とにかくよく休まないと、私は声が出ない。細い体なのでなかなか深みのある声が出ないのだ。食も細いので、栄養があり、消化の良いものを採る様に心がけ、できるだけ本番をベストコンディションにと願うばかり、怠惰を返上、ストイックな日々を過ごしている。
私のコンディション が悪かったら、まずレッスンに響く、塾生すべてに迷惑が及ぶ。ささやかな塾の長としては、まずは己を厳しく律する、当たり前のことである。
今夜、5月最後のレッスン 。残すところ3週間と4日、悔いなく塾生共々本番に臨みたい。
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