昨年のドレスデンでのわが家族です |
さて東京では、26日ブルックの演劇に触れたり、18歳から3年間通った小さな演劇教習所で同期で先日亡くなったM氏のお宅に43年ぶりに伺い線香を手向けたり、先輩でありいまは文学座で活躍しているT氏と数十年ぶりにお会いし、文学座の養成所の近くの四谷でお酒をごちそうになりました。
27日は結婚する前の一時期、アルバイトをしていた築地を親友のK氏と訪ね お世話になったお店に挨拶(築地は来年移転する)、その後岩波ホールでピロスマニのフィルムを見て(1969年の作、よかった)古書店巡り、最後K氏に三田でご馳走になりました。
28日は、新宿の平和記念資料館を訪ね引揚者展にゆき、2本のDVDを見て3時間近く過ごし(私の両親は北朝鮮からの引揚者なので)夕方5時半娘と怜君と落合、渋谷でゆっくりと夕食を共にしました。
そして昨日は、K氏の家神奈川県の三崎口に在る家に招かれ、久しぶりに奥様のおいしい料理数々に舌鼓を打ち、暖かい気持ちで充実した旅を終えることができました。
年齢的に、もうこういう一期一会的な時間がとても大切であるということを、帰省の旅と今回の上京旅で思い知りました。
また、ゆっくり書くこともあるかと思いますが、私にとっての大切な方とは、逢える時にきちんとあっておいた方がいいということを再認識しました。
いわゆる流れで、小さな演劇養成所の先輩であるT氏と今回会えたことは感慨深かった。お互い年齢を重ね、いい感じで再会、若き日のあれやこれやを語り合いながらお酒を飲めるなんて夢のようでした。
一気に時間が戻るのですから、不思議でした 。そして最後の日、たまたまK氏の家族のお誕生会に飛び込み参加。K氏は3人の成長したお嬢さんと奥様に囲まれて、満面の笑みで幸せを絵に描いたようでした。
朝10時三浦の駅に着き、二人で富士山を眺めながら一時間以上散歩海からの富士山の眺めは格別でした 。
26歳の時出会って以来、K氏とは不思議な機縁で結ばれています。今回の旅で最後に彼の家族と共にした時間は、私に今後の人生時間の行く末の大事を暗示しているかのようにさえ感じています。
今回の上京でもいろいろとお世話いただいたK氏にこの場を借りて深く感謝します。今朝はこれくらいで。