娘たちが無事にドイツはドレスデンから無事に帰り、我が家はあらためて家族全員で、お正月を迎えられる喜びを分かち合い祝いました。
その席上で、丸3年交際しているボーイフレンドのレイ君から、先の将来、二人の生活が安定したら、結婚したいとの婚約の申し込みがありました。予期していたとはいえ、お正月から、めでたいと思うしかない出来事が起こり、まさに人生はだれにもわからない、出来事の連続だと、確信しました。
正直、今はまだ私自身の中に落ち着いての実感がわかないのですが、家族全員で温かく二人の将来を見守り、行く末の幸福を祈ることにしました。
ともあれ、家族はこうやって、時の流れの中で、試練の旅立ちをしなければならないという、いわば宿命を負っているのですね。私の人生にも訪れたということです。ささやかな親ですが、精一杯二人の前途を応援したいという気持ちになっています。
まだ二日しかたっていないので、きちんと整理できないくらい私の中では、大きい出来事なのですが、何よりも出会いから今まで、娘がきちんと順序を経てゆく過程を知っていましたし、何よりもレイ君が、バランス感覚のある好青年でしたし、後は二人が築いてゆくしかないのですから、私としては見守り応援するのみの心境です。
国籍の異なる二人の結婚はあらゆる試練がともなうのも事実ですから、そのこともあえて私は何も言いませんでした。ただ、困難な人生を選択する娘の中に、かすかに私の血が流れているのかもしれないと考えると、頑張るんだよと、心の中で強く願わずにはいられないのです。
山あり谷ありの人生を歩むのに、伴侶の選択が人生の幸福の大半を占めるのは、間違いないでしょう。ふつつかな親としては、幸運を引き寄せる努力だけは忘れないようにしなさいと言うしかありません。心配は親の常。親にならない限り解りません。
ところで、パソコンの都合でしばらく写真がアップできないのをお断りしておきます。レイ君が、新しいソフトで近く何とかしてくれるそうです。今しばらく文字だけのブログになりますが、お許しください。
いろいろ書きたいことがあるのですが、おいおい書いてゆきます。松の内が明けるまで、静かにお正月を過したい私です。
Mちゃんのご婚約おめでとうございます。
返信削除Mちゃんが幼稚園に行く前から知っているので、あの頃のことを思いながら大変うれしいニュースです。
日高さん宅は、以前からホームステイをよくされていましたし、外国の音楽家の方などよく来られていましたから、幼いMちゃんには、ほとんど国境というものは一般の人ほどなかったかも知れませんね。
外国の彼氏を選んだというよりも、Mちゃんが選んだ彼氏がたまたまドイツ人だったと・・・
私は23歳の時当時の西ドイツ、ハンブルゲとミュンヘンに行ったことがありますが、あの頃既に成熟した大人の国だったような印象を受けました。
何はともあれ、Mちゃんのこれからの幸せを祈ります。
せまちゃんより