妻が作ってくれたチケット |
土取さんのブログ、音楽略記は実に読み応えのあるブログで、蒙が開かれるような記述に満ち満ちているので、企画者の私は、勉強(他にいい言葉がない)する心持で、毎回アップされると、繰り返し読んでいる。
さて、氏の29日のブログに、9月7日の西大寺観音院で行われた邦楽番外地に関しての、一文が綴られているのを、今朝先ほど読んだ。私のブログを開いてくださっている方は、」ぜひとも読んでいただきたい。
氏の、このような一文を前にすると、改めて日高事務所の出発企画に、邦楽番外地を選んだ判断は、直感的に間違っていなかったという思いにとらわれるのである。安全な道ではなく、企画する自分自身が、ギリギリの中で必死にもがくことの中でしか、見つけられない、何かがあるという事実に、改めて気づかされる今の私なのである。
年齢を、積み上げる、重ねる、そのやり続ける企画の連続の上にしか、新しい企画は見えてこない、という厳然たる事実に、思いいたるのである。苦しい思いをしたればこそ、の感動ということしか、やはりないのである。
安易な楽しさや、癒しの言葉、ヒーリング音楽、などなどが、この拝金万能時代、跳梁跋扈している世相ではあるけれども、物事をきちんと考え、受けとめ、しっかり地に足をつけて生きておられる方々が、邦楽番外地に足を運んでくださったのを、私はしっかりと、この眼底に焼き付けた。
時代錯誤的は、重々承知しつつも、安易に時代に迎合したような企画はどうにも、私には企画しようがないというのが、真情吐露というところだ。
土取さんのホームページを開くと、ユーチューブで氏の演歌の世界を聴くことができる。最近、一日に数曲聴くのが、私の楽しみの一つになっている。ぜひ皆さんも聴いてほしい。単なる懐古趣味には程遠い、いまの時代を強烈に照射する、唄の数々が、土取さんによって、息を吹き込まれている。
さて、11月25日(日曜)午後二時半から、玉島は円通寺で、土取さんの独演会が行われることは、ブログで伝えていますが、昨日チケットも完成、150枚作りました。今日から、販売します。郵便振替は01340-6-65098(振込先はプロジェクトEMPTYSACE)です。チケット代は前売りも、当日も、同じ2500円です。完売したく思います。御早目にチケットご購入のほどお願い致します