一昨日500枚近くのポスター配布を終え、昨日20かぶりに完全オフ、終日家で過ごした。
今日から週末まで、どうしても行きたいところがあり、急遽上京することにした。お正月以来孫たちの顔も見ていないし、色々とやりたいこと、そして会いたい人たちがいる東京には、元気なうちは、年に数回上京したくなるのである。東京がわたしを呼ぶのである。
ところで昨日はWBCの準決勝画面に釘付けになった、わたしもそのなかの一人である。こんな大きな大会のスポーツ観戦、ただ単純に戦争するよりもはるかに正々堂々清々しくスポーツを通して国同士が戦う方がいいのは言うまでもない。
朝陽を浴びるナデシコ |
WBCを見ていたら、途中で岸田総理が電撃的にウクライナを訪問というニュース速報が流れた。瞬間歓喜が渦巻いているテレビ中継から、わたしの頭は今世界の裏側で起こっている出来事、あるいは報道されない出来事に、わたしの意識は揺り戻されたこと、しっかりと五十鈴川だよりに打っておきたい。
とは言うものの、わたしは太谷選手や、佐々木朗希投手、他のファンである。何よりもこのチームのファンなのである。だから今日は決勝戦の結果を見届けてから行くことにしている。
野球や好きな相撲を見ていると、つくづく人間性みたいなもの、心理面での揺れ動く葛藤の表情が如実に現れる。まさに修羅場に敢然と立ち向かい、アスリートとしての誇りをもって、心身を整え、ファンに夢を与えられる存在がまさにスターなのである。
投げて、打って、走って。自分の夢二刀流を実証し続けている太谷選手には脱帽する。昨年からウクライナで今も続く戦争、コロナパンデミック、どれ程大谷選手の活躍、態度、振るまい、笑顔に国境を超えて、世界中のファンが癒されたかはかり知れない。
なんとも先行きの不安がぬぐえない、暗雲が日本を覆っているかのような状況のなかでの、あの笑顔に多くの方が癒されている。わたしもその一人である。東北が生んだもう一人の怪物佐々木朗希投手、津波大震災でお父さんをなくされている。当時小学校3年生、言葉がない。きっとだからあのような投手に成長されたのは間違いない。
すべてのファンに夢を与えられる選手が選ばれている侍ジャパンの全選手は、きっと数知れずの修羅場を乗り越えて、あのフィールドにたっている。視聴者の一人として画面を眺めながら見えない無数のドラマを想像することの楽しみは尽きない。勇気をいただく。
若い頃よりも年齢を重ねて、一段とあらゆることが深く味わえるようになってきた、臆面もなく打っておこう。そして若い世代が歴史をあらゆる分野で塗り替えて行くということの素晴らしさを、大谷選手をはじめとする選手たちから今回のWBCで教えられている。
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