昨日はいささか面食らうくらいに暖かく、一気に春が来たかのようなお天気だったが、確実になにゃら春といった塩梅は、うきうきと近づいているように感じています。ボケの花もつぼみが開いてきました。
ささやかな妻が手入れし我が庭にも、春の息吹が充満しています。その息吹を全身でいただける束の間の有難さかな。
落ち着いて春をゆっくりと堪能したいのですが、何かと忙しくしている間に、季節は思いもかけず足早に 過ぎ去ってゆく、瞬間に春を堪能する、それでいいのだという趣です。
なんていったって、3日坊主の私がブログを書き始めてから、気が付くと毎日ではないにもせよ、6年目にはいっている。知らぬうちに歳月が流れている。私のささやかな自意識などお構いなしに万物は流転する。
そのことに、いささか呆然、時間は容赦なく流れてゆく。この年になるとつくずく時の流れの速さに、ただただ驚く我が身である。でもそれでいいのである。テレサテンの歌のように時の流れに身を任せる感覚。
毎度同じようなことの繰り返し的なわがブログなれど、読んでくださる方がいるという事実が私をして、間接交流といった塩梅で、気を働かせているのかもしれない。励まされます。
静かに寝起きの朝、コーヒーを飲みながらゆっくりと他愛もないよしなしごとをつづれるひと時は、さあて今日はどのように一日を過ごそうかと、ゆっくり思案するには最高の時間というしかない(私の場合)。
書き上げるとなにやらがスムースに流れ出す。いまやささやかに儀式のようにさえなっている。つくづく書くという行為は、自己を冷静に対象化するために私には欠かせなくなってきている。
書くことで意識が整理され、今日一日の過ごし方がやんわりと決まってくる。 齢を重ねるとすべてがゆっくりとした動作になってくるのは必然だが、そのゆっくり感を自在に楽しむように、自分で自分の気分をのせてゆくといった、わがブログである。
継続していると、次々としなければならないこと、やらねばならないことが整理されてくる。今を生きている実感のようなものが湧いてくる、面白い。 ありがたい。
限られた一日、今日も書いているうちに、今日の過ごし方が決まってきたので、ブログは終わりにします。
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