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2012-10-25

久しぶりコメントを頂きました


私のブログにはほとんどコメントがないから、コメントがあるのを見落としてしまうことがあります。でもコメントを頂くととてもうれしいですね。やはり。

 

五十鈴川だよりは、極めて個人的なきままな、ある意味では我が儘な、思いつきどうでもいいような(他者には)ことを多く書いているので、いまでもこんなことを、ブログに書いても読んでくれている人がいるのかという気もするのですが、ときおり読んでます、という声をダイレクトに聞くこともありますし、何よりも自己慰撫的なブログですので、そのことを踏まえて読んでくださると嬉しいです。

 

さて先日、夢が原にコマの回し方を教えてほしいという、女子大生が3人来られたのです。ちょうどその時、私はお箸作りの体験予約が入っていたので、そのための準備をしていたのですが、一通り教えました。その女子大生の方たちからのコメントでした。

 

うちの娘と同じ世代の方が、コマを習いに来るというのは極めて珍しいのです。とても素直な人たちで、すぐにコツをつかみ、回せるようになりました。教える、習うという関係の中で、秋の穏やかなとてもいい時間が私の中を流れてゆきました。最近とんと夢が原のことについては触れていません、夢が原にいる時間は残り少ないのですが、私は役職を離れ、極めて充実した時間をなんのストレスもなく過しています。

 

秋は遠足が多く、現代の子供たちと、夢が原ならではの触れ合いを私自身とても楽しんでいます。このような場所は、そうはなかなかないので夢が原を辞しても、子供たちや若い御父さん、お母さんと共に、何かITライフ以外の楽しみ方なんかも伝えるようなことが、ささやかに日高事務所で取り組めたらと、来年に向けて緩やかに考えたく思っています。

 

夢が原で学んだことは、とても私の中では多く大きく、その中で、なにを一番学んだかというと、それは身体を動かすということだと思います。この21年、いまも夢が原では日々身体を動かしています。だから、夜はブログを書く元気もなく、ひたすらぐっすりと寝るという、極めて当たり前なシンプルライフなのです。しかもいきいきと思考できる。

 

おそらく、夢が原を辞してもこのシンプルライフは、基本的に変わらないようにしたいと考えています。読み書き、身体を動かす。そして時折企画が可能ならする。企画はお金が必要なのでなかなかできませんが、それ以外はそんなにお金が必要ではありません。

 

遠い過去の人々の暮らしを、自分の身体を使って想像しながら働いてきたこの21年間は、私自身の中に、言葉にはならないいろんな気づきをもたらしてくれました。それをこれからの晩年ライフに活かしたく思います。だから、今思うことをこうやって、徒然書くことが必要なのです。

 

何かを書こうなんて決めなくても、自然に文章を書きはじめると精神が転がるのです。疲れが取れた朝、静かにパソコンの前に座りコーヒーがあれば、自己慰安の始まりというわけです

 

 

 

 
最近ハマっているお箸作り

1 件のコメント:

  1. 追伸

    今まで仕事をしていました。

    この仕事はエンドレスですね。

    昨日機会があったので聞いてみました。

    「何で日本のコマの種類が多いと分かったの?」

    何と答えは・・・・

    「目の前に木があったから。」

    参りました。

    私は答えを見いだそうと

    外国の文化や風景をひたすら頭に思い浮かべていました。

    でも

    彼は目の前の木だけを見ていたのですね。

    身近なところに答えがあるということでした。

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