昨年人生で初手術の後、退院して3ヶ月に一度手術してくださったM先生のところに、定期検診にゆき毎回血液検査をしていただいている。午前中今年初めての検査に行ってきた。肝機能、腎機能すべて正常値、若干ヘモグロビンAICが高い6・4なので、これいじょうは上がらないように気を付けて生活しながら、定期健診を続けましょうと、おっしゃってくださった。本当に良き先生に巡り合えた幸運に感謝せざるを得ない。
お酒を断ったことと、好きな甘いものを極端に減らしたことで、この年齢でもかなりの体の変化が起こることに、老いながらもそこはかなく希望が灯るかのような検査結果に、どこかしら安堵と、持続する志の大切さをあらためて数値を見て感じる。何かを断つことで灯る何かもあるということの証左である。
私は弱い器である自分をどこかで自覚しつつも、目的をもって克服することを心かけてやれば良き結果が伴うということを、この半世紀実行しては反省しつつ生きてきた。反省する力をどこかに蓄えながら、老いゆく自分の体、命と付き合う覚悟を定期健診の度に確認しながら今年もいよいよ本格的に始まったとの感を深めている。
ところで早くも、今年始めたウォーキング3回目を病院に行く前約1時間半吉井川河口を歩いた。何はともあれ決めた休日ウォーキング、持続継続根気を楽しむ。今日は平日だが仕事をお休みした日は、わずかではあれ歩くことにしたのである。
今朝の吉井川河口からの日の出 |
大地を踏みしめ歩くことで、何やら昔人に帰依してゆくかのような、現代のせわしなさから、しばしタイムスリップしてゆくかのような心持に陥ってゆく贅沢な時の流れ感をしばし味わえるのである。
意外な人との出会いや、風景との出会い等々、これから折々五十鈴川だよりで折々打てるのでは、と愉しみは増す。遠方への見知らぬ旅はたまさかで良いのだが、普段は日常生活の中にこそ、生きる喜びを見つけ奏でたいと、凡夫は想うのである。
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