昨日に続いての五十鈴川だより。中世夢が原退職後、まもなく次女が嫁ぎ、夫婦二人での時間を過ごすことが増え、コロナ勃発から現在までいよいよもっての夫婦二人で過ごす時間が増え、その事を遅蒔きながら、内省反省大切にしている。
ちびりちびり老いつつ学びたい |
幸い、いまだ私も労働で幾ばくかの糧を得ているし、妻もやりがいのある事を週に数日やりながら、穏やかな老夫婦生活が営めていることに、言い様のない感謝が、時に私の中に沸き起こる。平凡に生きられることの、ありがたさ、冬の陽射しを浴びながら・・・。
還暦後、私はできるだけお金に頼らない、つましい生活を心かけているつもりであるが、そのような暮らしも、あっという間に10年が過ぎようとしている。
昨日もメル散歩と食品買い出し以外は、終日家で妻とすごした。食事やDVDを見たりと二人で共に過ごす以外の時間は、まったくお互いに干渉しあわないのですこぶる快適である。
妻が一階で繕い物等をやっている。私は2階で間違いの喜劇を音読する。1幕から4幕まで全登場人物を休み休み音読したらお昼になったので終了。妻と昼食、妻がかき揚げうどんを作ってくれた。洗い物は私の担当。昼食後プライムビデオで共に、トムハンクスのフォレストガンプを見る。妻の推薦で初めて見たが、幸福感に浸れる最高のエンターテイメント。
見終えて、夕刻約一時間薪割りと、ストーブの煙突掃除。早めにお風呂に入り早めの夕食。夕食後、BSでベニスからの生中継での仮面カーニバルを午後9時までみた。妻と新婚旅行で訪れたことがあるので、懐かしく思い出がよみがえり、追憶の世界に引き込まれた。
その後、普段だったら明日に備え寝るのだが、3連休なので珍しく夜更かし、NHKのETVで、漁師と妻とピアノというドキュメンタリーに引き込まれ、見いってしまった。リストの名曲カンパネラを52才から10年間挑戦し弾きこなす、漁師さんと妻のドキュメンタリー。打たれた。
日常生活、手の届く範囲での暮らしの充実こそを大事に、大切にしたいとの思いが私には深まる。妻は今日はお仕事。妻が帰ってくるまでは一人で過ごす。やりたいことがやれる今を愉快に生きる。それもこれも、健康であればこその老い楽ライフである。
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