週に5日働きながら、なおかつ自分のやりたいことを2日やりながら、限られた一日の時間をそれなりに大事に生きるようになってから、日々の暮らし方が以前にもましてシンプルになってきた(ように思う)。何か雲が流れるように日々が過ぎてゆきながら、も。
お休みの朝にしか、ゆったりとブログを書かなくなってきた。これは、良きことなのかどうかは、判然としないが、無理なく流れる五十鈴川、といった趣。
そんな中、数年前マイコプラズマ肺炎にかかってから、ずいぶん自分の体に留意する生活を送っている、(つもりの)私である。
とくに農の仕事をするようになってからは、身体の手入れをするようになってきたことは、以前も書いた記憶がある。週に3日は夕方や、早朝運動公園にゆき、最低30分近く身体を動かすということをこの3年間なんとか継続している。
そのせいかどうかは分からないが、歳を重ねながらも、還暦を過ぎてから、50代よりもはるかに体調がいい。あらゆるしがらみから解放されたことも大きい。
以前は、企画をしたりすることに、生きがい的な時間の使い方をしていたがために、動いて人に会うことに多くの時間を割いていたが、まったくそのようなことがなくなってしまい、世の中にでてから、初めてといってもいいくらいの静かな暮らしを、私はこの1年以上続けている。
そして、そのことが緩やかにまた、生活の変化をもたらしている。かといって私は人に会うことを避けているのではなく、会いたい人には会い、見たいフィルムは見、聴きたい音楽には足を運び、旅をしたくなったら旅をする、いわゆる自己正直自然体暮らしを、つまり一段と深めつつある。
考えてみると、軽薄この上ない性格の上に、不勉強でよくもまあ、この歳まで生きてこられたものだと冷や汗ものの感無きにしも非ず。しかもいまだ、ブログなどを書きつづって、ひや汗の上塗りを続けているのだから、雀100まで踊り忘れず、ということなのかもしれない。
だが、父が好んだ歌のように、【小さきは・小さきままに花もちぬ・庭の小(花)草の・静けさを見よ】自分もだんだんと、かく在りたいとの比重が増してきた、気がする。
がしかし、世の中の動きに目を転ずると、そうは安寛とはしていられないという思いにも強くかられる。師走の選挙、これまで世の中に出てから何度選挙に足を運んだことだろう。
突然、香港の選挙のことに思いだ至る。若者たち中心の公道を占拠しての異議申し立てのデモンストレーション。藤原新也さんの、WMでの現地からの写真報告は、ニュ―スではまったく伝わらない雰囲気を伝えていて、ものすごく素晴らしい。個人メディア。
70歳、命がけで伝える熱き心情には感服する。こういう、信頼できる方のWM情報を持っているだけで、畑にいながらも、私は世界とどこかでつながっている感覚をかろうじてキープしている。
私もまた、限界までは熱き老人のままに、つまりは人間としての自由や、なくしてはならないことに関しての、矜持をあまたの素晴らしき諸先輩から見習って、とささやかに思う。
自分たちの暮してゆく国の行く末は、自分たちが行動し(文字であれ、絵であれ、音楽であれ、あらゆる表現で)選挙に足を運び、議論を尽くし大事を決めてゆく。責任ある一人ひとりの民としての自覚を深めてゆくことがつくずく肝要だと思う。
投票しないということは、あまりにも物悲しい。戦後生まれとして、当たり前のように民主主義を享受してきたものとして、私ごときのブログでさえ、言論の自由が保障されなかったfら、書けないのだ。
歩きたいところを歩き、言いたいことがいえる、個人の自由と尊厳は、やはり一人ひとりが自分の頭、全身を使って考えてゆく力を身につけないと、またもやおおきな眼に見えない力に押し流され、歴史は繰り返す、なんて気のきいた言葉を自分は安全なところにいて、ほざいてしまう、そのような大人では、自分はありたくない。
香港の若者たちを見倣い、自由な発想で、ユーモアを忘れず、大事なことは、我がこととして受け止め、考える力を止めないためにも五十鈴川だよりで冷や汗をかきつつ、アンテナを立て素直に学びたい。
日高さんのファンです
返信削除私の茶飲み話を聞いてください。
私がシナリオライターだったらタイトルは
「実直且つ勇気ある解散」です。
こんなかっこいい政治家を演じてみたい。
だけど、識者には「意味不明」な解散のようです。
そう表現するしかないですね。
「国民の信を問う」というのがキャッチフレーズのようです。
堂々としています。
前回の選挙でもそうでした。
事前調査では、アベコベ君チームの負けが決まっているかのような下馬評でしたが圧勝しました。
あの時はまるで選挙前から勝ちが決まっていたかのように、やはり堂々としていました。
「原発」「憲法問題」「TPP」など、国民の意識が高まっている時は投票率が上がるはずなのに、なぜか「戦後最低」の投票率でした。
どこの投票場もいつもより人が多かったと言われていたにもかかわらずです。
そして、今回の選挙でも前回以上に堂々としています。
「圧勝の自信」があるようです。
「兵器輸出」「自衛権」「原発」「TPP」「消費税」「過度の円安」「アベコベミクスの失敗」など、いま解散すれば「惨敗に終わる」はずなのに、堂々としています。
何か前回同様、確実に選挙に勝てる「保証が在る」ようですね。
とすれば、当然彼らが圧勝します。
そして庶民の意志とは裏腹に「秘密大好き法」や「集団的先手必勝法」どころかアメリカのように国民を「圧制」するための法律が、あれよあれよという間に決議されて行きます。
だって、「国民の信」を問うた後ですから誰も文句は言えません。
それにつけても、消費税10%を先送りしたのはおかしいですね。
GDPの落ち込みが理由だそうですが。
「真摯」に受け止めたふりしてもだめです。
放射能「まき散らし」が出来て、消費税たったの2%アップがなんで出来ないのか不思議。
自分達で書いたシナリオ通りにやればいいのに、そうは行かない大きな理由が出来たんですね。
それどころではない、大きな理由が。
きっと、その時期に忙しくなる予定が入ったのでしょう
元々彼らは、もっと大きなシナリオの中で演じているだけですから、その筋書きに調整が入ったんでしょうね。
アベコベ君の演技にダメ出しが入ったのかと思いましたが、そうではないようです。
ばら撒きまくったアベコベミクスのお金は私たちには降りてこず、国内超大手企業(今では無国籍企業に成っていますが)に温存されたままになっています。
本来なら、設備投資や景気回復のために使うはずのお金がです。
大企業の収支を調べれば分かります。
この状況下で莫大な資金を温存するにはしっかりと理由があります。
選挙後にそのお金を遣うタイミングが出来たのですね。
それも予定より早く。
このところ「悪役商会」の方々は焦っているようで、やることが早くなってきました。
でも露骨なので、何を考えているかがバレバレになって来ました。
今、私たちの積み立てた年金のお金で株価を吊り上げたりしています。
その間、大量に株を持っている大企業や大資本家達は徐々に株を売り払い資金を温存します。
そしてリーマンショック再来!
破産、倒産した会社を二足三文で買いあさります。
前回は、小さな国までが事実上破産しましたね。
法律はそれを保護します。
今回は、アベコベミクスの資金までも温存していますから強力です。
またやろうとしていますが。
こんなこと、いつまでも出来ると思っている「間抜け」はひと握りの人間です。
全く「間抜け野郎」です。
あ、私としたことが、、、
でも彼らのおかげで阿呆な私も「気付き」が即されます。
私はもう怒りませんし、恐れません。
怒って同じ土俵に乗れば、私達の負けですから。
彼ら「悪役商会」の演技も終盤に近づいた感有りで、もうひと波乱あるかもしれませんが、追い込まれた彼らが「自爆」しないように私たちが「優しく」「抱き参らせる」ようにしましょう。
そして光放つ日高さんのブログに愛と感謝を送ります。