初めて漬けたらっきょう |
この間ブログを書いてから、一週間近くパソコンに触れていなかった。別に取り立てて深い理由はない。自然の流れでそうなっているだけで本人は全くのんびりと、退職後の日々を過ごしているだけである。
ただ先ほど、これまで私が過去に企画したものをS氏がDVD化して下さる件で、電話をしていたら、ブログをしばらくアップしていないので、元気ですかと案じてくださったので、私のブログを量ではなく楽しみにして下さっている方もいるのだということで、何も考えず、とりあえず書いている。
さてこの一週間一番やっていたことは、やはり本を読むことである。私は本を読むことが遅いので、この21年間ゆったりと時間を気にしないで本を読めたらなあ、おもい続けていたわけだが、もうすぐ退職3カ月、いま私は満たされた日々を送っている。
おそらく健康であれば、本が本を呼ぶという感じで、よほどのことがない限り(アルバイトをするなんてことが始まらない限り)今しばらくこの悦楽的時間をはなはだ我が儘に過ごしたいという、趣なのである。
図書館が開いている日は、一日おき位に本を借りなくても、図書館で過ごしている。図書館のそばには運動公園もあるから、こちらはほぼ毎日散歩とささやかな身体動かしのために通っている。
そんな合間に、先日初めてラッキョウをつけた。梅酒もつけたが、ラッキョウは土のついたのを2キロほど買ってきて、母に倣ってきちんと初めて漬けた。61の手習いというわけだ。これからは出来合いのものを買わなくても、時間の許す限り食う事に関しては、自分で作れそうなものは失敗を恐れず、やったことのないことをやる気があるうちにやってみたいのだ。
発酵食品の本なんかにも、母のぬか床のおかげで関心が湧いてきた。何事も3年位はかかるだろうけれど、ようやく急がなくてもいい人生の季節が訪れたのだから、これまでやったことがない時間を過しいてみたいのである。
ところで、今日は父の日である。次女から一文付きのプレゼントをもらった。その一文は親ばか丸出しで申し訳ないが、退職してお父さんは変わったということが、綴られていた。
掃除・洗濯・家事全般、今は妻が家の中心なのだから、私としては過去とは決別し、限りなく古き日本の温故知新的ライフスタイルを探求し、人生の4幕目を日々送りたいのだ。
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